私たちは、日常生活の中でさまざまな体験をします。嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、悔しいこと、辛いこと・・・などこれまでの人生を振り返るとさまざまな思い出が走馬灯のように駆け巡るのではないでしょうか。その中で、ポジティブな思い出は現在や未来へと日頃から活用しているはずです。例えば、成功体験があると、それが活用できるような同じような場面で、成功したイメージを思い出して行動するというのがその例です。しかしながら、ネガティブな思い出は、思い出したくない心の傷となっていることがあります。しかも、例えば失敗体験があると、また、失敗するかもしれないと思い消極的になってしまったり、避けて通ろうとするなど、本来の自分のとるべき行動がとれなくなってしまうのです。辛い過去は忘れてとおっしゃる方がよくいますが、そう思えば思うほど思い出されてしまうものです。確かに私たちが生きるのは、現在と未来ですが、過去は忘れるためにあるのではなく、どのような過去であったとしてもそこから学習するためだけにあるのです。今回は、幼少児期以降のネガティブ体験記憶のイメージ変換法を学びましょう。これを学ぶことで、過去と現在とを区別し、過去に囚われることなく、現在と未来を生きる自分を取り戻すことができます。この講座で学ぶことは、家族の心の危機の時に、きっと役に立つはずです。

上リボン: 講座M 
心を癒す〜イメージ変換法で
現在と未来に活用できる脚本をつくろう〜

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